確定拠出年金で2000万円を目指す方法

「1億円Quest」というカテゴリページにも掲げていますが、私は2040年までに全資産で1億円を達成することを目標にしています。

その目標額1億円のうち、自分と妻の確定拠出年金で4000万円(2000万円×2)を作ろうと目論んでいます。確定拠出年金は最強の節税投資と思っているので、うまく税金を抑えてその分投資にまわすことで投資効率最大化を図っていくつもりです。

確定拠出年金自体は私も妻もかなり前からやっているのですが、実際に投資対象をしっかり考えて投資するようになったのは2013年あたりからだったと思います。この本に出会って長期国際分散投資を積み立てで行うことを学んだのがきっかけでした。

簡単にいうと、地域や種類の異なるインデックスファンドを組み合わせてバランスをとりつつ、長期的に一定額を毎月積立投資する投資方法です。

地域や種類の異なるファンドを組み合わせてバランスをとることで、値下がりリスクをある程度抑えつつ国際的な経済成長の恩恵を得る方法です。例えば、日本株式系インデックスファンドが値下がりすると日本債券系インデックスファンドは値上がりしたりする傾向があるので、その2つを組み合わせることで日本株が値下がりしても日本債券が下支えしてくれて全体で大きな値下がりにならないようにするという感じです。

また、長期的に毎月一定額を投資することで、購入タイミングに悩むことなくドルコスト平均法で購入額を低く抑えることができるメリットもあります。

この本で学んだことを確定拠出年金で実行開始したのがたぶん2013年からでした。

確定拠出年金でやっている具体的な投資銘柄

私の確定拠出年金はSBI証券で個人型をやっていますが、妻の確定拠出年金は企業型で損保ジャパン日本興亜DC証券でやっています。証券会社ごとに投資できる銘柄が多少限定されています。

私の確定拠出年金の方は積極運用型で、妻の方は安定型で運用しながら様子を見ています。

私の確定拠出年金での投資銘柄

私の方は少しリスクをとってもいいから利益を大きくしたいと思い、以下のような積極型で試しています。

<積極型運用ー新興国ファンド組み入れ>

  • 日本株式 20%
  • 日本債券 20%
  • 海外(先進国)株式 20%
  • 海外(先進国)債券 20%
  • 海外(新興国)株式 20%

海外新興国株式は先進国と比較して今後の伸び率が期待できますが、その反面値下がりリスクもあります。日本株式・債権、海外先進国株式・債権に加えて、海外新興国株式を加えてすべて同比率で投資するのが積極型です。

私はSBI証券を利用しており、具体的には以下のようなファンドの割合で毎月23,000円分投資しています。

  • 三井住友・バリュー株式年金ファンド   [日本株式] 17% 
  • 野村日本債券ファンド(DC)       [日本債券] 17%
  • DC外国株式インデックファンド     [海外先進国株式] 17% 
  • 野村外国債券インデックスファンド(DC) [海外先進国債券] 17% 
  • シュローダーBRICs株式ファンド    [海外株式新興国] 17% 
  • SBI資産設計オープン〈資産成長型〉    [その他] 15% 
[その他]として「SBI資産設計オープン〈資産成長型〉」が入っていますが、これはかなり前から運用してきた銘柄で、運用成績が結構良いのでそのまま継続しています。これが15%の割合にしているので、残りの85%を積極型の銘柄に同比率で17%ずつ配分しています。

 

妻の確定拠出年金の投資銘柄

妻の方の確定拠出年金は安定重視で、以下のような4種類のインデックスファンドを組み合わせてバランスをとっています。

<バランス型運用ー安定型>

  • 日本株式 20%
  • 日本債券 30%
  • 海外(先進国)株式 30%
  • 海外(先進国)債券 20%

具体的には損保ジャパンDC証券で、以下のファンド割合で毎月投資しています。

  • DIAM国内株式インデックスファンド<DC年金> [日本株式] 20% 
  • DIAM国内債券インデックスファンド<DC年金> [日本債券] 30% 
  • インデックスファンド海外株式ヘッジなし(DC専用) [海外先進国株式] 30% 
  • インデックスファンド海外債券ヘッジなし(DC専用) [海外先進国債券] 20% 

 

2012年から約3年後どうなったか?

2012年        2015年
私:821,170円   → 1,672,139円(2012年からの年平均利回り:約13%以上)
妻:616,194円   → 1,405,249円(2012年からの年平均利回り:約12%以上)
合計:1,437,364円 → 3,077,388円

たまたまアベノミクスの波に乗ることができて、2012年からの年平均利回りは10%を越えることができました。予想以上の利回りです。

確定拠出年金の総評価額として記録していたもので一番古い記録は2010年なんですが、その2010年から2015年の年平均利回りでも、私の方が約6%、妻の方が約8%、合計で約7%の利回りでした。

では仮に年平均利回り6%で25年間運用できたとすると資産額はどうなるか?

それでは25年後に資産がどうなるかシミュレーションしてみます。

私の確定拠出年金で、現在約187万円から開始。毎月23,000円拠出で年平均利回り6%で25年間運用すると以下の表のようになり、2040年に資産額が2,400万円を越えます。表の一行目の数値(5、6、7)はそれぞれ年平均利回り(%)を示しており、その下の行にその年平均利回りで運用した場合のシミュレーション資産額が表示されています。

151212-0001

 

次に、妻の確定拠出年金で、現在約159万円から開始。毎月16,000円拠出で年平均利回り6%で25年間運用すると以下の表のようになります。2040年には資産額1700万円を越えます。

151212-0002

私と妻の確定拠出年金の合計で2040年に4,100万円の資産になるシミュレーションとなります。まぁかなり都合の良いシミュレーションですが全く無理な感じでもなさそうですよね。

ということで、2040年までに二人分の確定拠出年金で4,000万円の資産形成を真剣に目指します。たまには状況報告していきます。

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